一 「生命・細胞・遺伝」で最初に記述しようと思っていたのは、「細胞」の死と「個体」の死、<アポトーシス>と<アポビオーシス>の区別と関係という主題だった
参考文献—田沼靖一・ヒトはどうして老いるのか—老化・寿命の科学(ちくま新書、2002)等。
それが、「細胞」一般にまず触れたのはよいが、いつのまにか、核(細胞核)内の染色体とかDNAとかヒトゲノムに触れてしまうようになった。男子であることを決定するのはY染色体ではなく、「SRY 遺伝子」と称される遺伝子の存在だ、という近年の研究成果にも触れた。
→No.2754。→No.2755。
--------
二 全くの「しろうと」による覚書・ノートだから不十分さがあって、当然だ。最新の知見からすると、誤りがあったかもしれない。
だが、誤った記述の訂正ではないが、①重要な関係に論及し得ていない、②間違った「思い込み」を前提にしている、そういう記述をそのまま残している。
これらが気になっていたので、追記する。
上の①が第一、上の②が第二になる。
--------
三 第一。1 DNAに何度も触れた。だが厳密には「核DNA」(細胞核内のDNA)に言及したのだった。細胞内のミトコンドリアもまたDNAを持つことに、きちんと論及していなかった。
ミトコンドリアについて触れてはいるが(2024/04/14→No.2725/—02)、ほとんどつぎのことしか述べていない。エネルギー(ATP)を生み出すこと、元来は自立した細胞(細菌)だったとみられるところ「細胞」に(「おまえが好きだよ、一緒になろうよ」、と言われて)吸収されたこと。
----
2 上の後者に由来するが、ミトコンドリアもDNAをその内部にもつ。また<ミトコンドリア遺伝子>もある。
但し、ミトコンドリアDNA内の「遺伝子」は、ヒト(およびたぶん雌雄のある生物)の場合、母系でのみ継承されていく。父・男子(オス)も体内・細胞内に<ミトコンドリア遺伝子>をもつが、受精卵には残らない、とされる。
この点にあれ?という風に気づいたのは、つぎのようなことがあったからだ。
昨年春に「遺伝子検査」というものを初めて受けた(価格はたぶん4万-6万円くらいだった)。
→No.2744/「『遺伝子検査』を受けた」。
結果の項目中に祖先(1万年前!)の所在地域というものがあったが、それは「母系」=女系をたどっての「祖先」らしかった(検査結果の注記による)。
なぜそうなのか(父系は診断できないのか)はそのときは分からなかった。しかし、少なくともこの項目での診断対象は(私の)ミトコンドリアだった、と思われる。
のちに、<ミトコンドリア遺伝子>は母系でのみ継承される、ということを知って、納得した。
----
3 その他、核DNAとミトコンドリアDNAには、以下のような差異がある、とされる。
遺伝子については、上の点の他、その数が(核—と比べて)圧倒的に少ない。100分の1以下だ。
核DNAは「2本(鎖状)の螺旋構造」をもつのに対して、ミトコンドリアDNAは「1本の環」であるらしい。
----
4 なお、ここでついでに記しておくと、「DNA」という語の使い方に紛らわしいところがあった(「遺伝子」、「染色体」、「ゲノム」といった基本的概念との関係以外で)。
つまり、DNA「全体」を指す場合と、例えば<開始コドンと終止コドン>の間の、あるいは個々の「遺伝子」に対応する(少なくとも個々の「遺伝子」を含む、「DNA分体」と称されることがあるものを指す場合とを、明確に区別しては記述してこなかった(この辺りは、専門家または諸文献でも曖昧なような気もする)。
今後は、意識しておくことにしよう。
--------
四 第二。<ヒトゲノム計画>終了後でも見られる、ヒト・人間が(一個体として)もつ(細胞核内の)遺伝子の総数について。
長くなったので、今回は省略する。
————
参考文献—田沼靖一・ヒトはどうして老いるのか—老化・寿命の科学(ちくま新書、2002)等。
それが、「細胞」一般にまず触れたのはよいが、いつのまにか、核(細胞核)内の染色体とかDNAとかヒトゲノムに触れてしまうようになった。男子であることを決定するのはY染色体ではなく、「SRY 遺伝子」と称される遺伝子の存在だ、という近年の研究成果にも触れた。
→No.2754。→No.2755。
--------
二 全くの「しろうと」による覚書・ノートだから不十分さがあって、当然だ。最新の知見からすると、誤りがあったかもしれない。
だが、誤った記述の訂正ではないが、①重要な関係に論及し得ていない、②間違った「思い込み」を前提にしている、そういう記述をそのまま残している。
これらが気になっていたので、追記する。
上の①が第一、上の②が第二になる。
--------
三 第一。1 DNAに何度も触れた。だが厳密には「核DNA」(細胞核内のDNA)に言及したのだった。細胞内のミトコンドリアもまたDNAを持つことに、きちんと論及していなかった。
ミトコンドリアについて触れてはいるが(2024/04/14→No.2725/—02)、ほとんどつぎのことしか述べていない。エネルギー(ATP)を生み出すこと、元来は自立した細胞(細菌)だったとみられるところ「細胞」に(「おまえが好きだよ、一緒になろうよ」、と言われて)吸収されたこと。
----
2 上の後者に由来するが、ミトコンドリアもDNAをその内部にもつ。また<ミトコンドリア遺伝子>もある。
但し、ミトコンドリアDNA内の「遺伝子」は、ヒト(およびたぶん雌雄のある生物)の場合、母系でのみ継承されていく。父・男子(オス)も体内・細胞内に<ミトコンドリア遺伝子>をもつが、受精卵には残らない、とされる。
この点にあれ?という風に気づいたのは、つぎのようなことがあったからだ。
昨年春に「遺伝子検査」というものを初めて受けた(価格はたぶん4万-6万円くらいだった)。
→No.2744/「『遺伝子検査』を受けた」。
結果の項目中に祖先(1万年前!)の所在地域というものがあったが、それは「母系」=女系をたどっての「祖先」らしかった(検査結果の注記による)。
なぜそうなのか(父系は診断できないのか)はそのときは分からなかった。しかし、少なくともこの項目での診断対象は(私の)ミトコンドリアだった、と思われる。
のちに、<ミトコンドリア遺伝子>は母系でのみ継承される、ということを知って、納得した。
----
3 その他、核DNAとミトコンドリアDNAには、以下のような差異がある、とされる。
遺伝子については、上の点の他、その数が(核—と比べて)圧倒的に少ない。100分の1以下だ。
核DNAは「2本(鎖状)の螺旋構造」をもつのに対して、ミトコンドリアDNAは「1本の環」であるらしい。
----
4 なお、ここでついでに記しておくと、「DNA」という語の使い方に紛らわしいところがあった(「遺伝子」、「染色体」、「ゲノム」といった基本的概念との関係以外で)。
つまり、DNA「全体」を指す場合と、例えば<開始コドンと終止コドン>の間の、あるいは個々の「遺伝子」に対応する(少なくとも個々の「遺伝子」を含む、「DNA分体」と称されることがあるものを指す場合とを、明確に区別しては記述してこなかった(この辺りは、専門家または諸文献でも曖昧なような気もする)。
今後は、意識しておくことにしよう。
--------
四 第二。<ヒトゲノム計画>終了後でも見られる、ヒト・人間が(一個体として)もつ(細胞核内の)遺伝子の総数について。
長くなったので、今回は省略する。
————



























































