私の音楽ライブラリー㉖—日本の唱歌。
日本の「唱歌」類は、日本古来の伝統的音楽ではない。明治維新以降に「西洋音楽」を(当時の文部省を先頭にして)積極的に学び吸収して学校教育の場に提供した楽曲類だと思われる。日本的風味を導入したり、(七五調などの)日本語文に適応したりするなどの努力がなされている。しかし、明治改元以降の30年〜50余年のあいだに(下の081まで)、「西洋音楽」を吸収した作曲家たちが育っていたことに、むしろ感心すべきだろう。基礎となる「音律」はすでに、全て〈十二平均律〉だったと見られる。
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076 →荒城の月、1901、小林一男ら. 〔hinanohi〕
土井晩翠/作詞、滝廉太郎/作曲。
076-02 →Andre Rieu, Kojo No Tsuki. 〔adam4jp〕
077 →青葉の笛、1906、小鳩くるみ. 〔sumomonga9〕
大和田建樹/作詞、田村虎蔵/作曲。
078 →冬景色、1914、NHK東京放送児童合唱団. 〔eisin555〕
079 →ふるさと(故郷)、1915、八千代少年少女合唱団. 〔KAZEKOZOU6〕
高野辰之/作詞、岡野貞一/作曲。
080 →赤い靴、1922、ひまわり. 〔ひまわり〕
野口雨情/作詞、本居長世/作曲。
081 →赤とんぼ、1927、合唱団TOKIO. 〔長井道延〕
三木露風/作詞、山田耕筰/作曲。
082 →牧場の朝、1932、NHK東京放送児童合唱団. 〔童謡・唱歌〕
杉村楚人冠/作詞、船橋栄吉/作曲。
083 →この土、1959、三浦洸一.〔rocky8 懐メロチャンネル〕
丸野セキ/歌詞、團伊玖磨/作曲。
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日本の「唱歌」類は、日本古来の伝統的音楽ではない。明治維新以降に「西洋音楽」を(当時の文部省を先頭にして)積極的に学び吸収して学校教育の場に提供した楽曲類だと思われる。日本的風味を導入したり、(七五調などの)日本語文に適応したりするなどの努力がなされている。しかし、明治改元以降の30年〜50余年のあいだに(下の081まで)、「西洋音楽」を吸収した作曲家たちが育っていたことに、むしろ感心すべきだろう。基礎となる「音律」はすでに、全て〈十二平均律〉だったと見られる。
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076 →荒城の月、1901、小林一男ら. 〔hinanohi〕
土井晩翠/作詞、滝廉太郎/作曲。
076-02 →Andre Rieu, Kojo No Tsuki. 〔adam4jp〕
077 →青葉の笛、1906、小鳩くるみ. 〔sumomonga9〕
大和田建樹/作詞、田村虎蔵/作曲。
078 →冬景色、1914、NHK東京放送児童合唱団. 〔eisin555〕
079 →ふるさと(故郷)、1915、八千代少年少女合唱団. 〔KAZEKOZOU6〕
高野辰之/作詞、岡野貞一/作曲。
080 →赤い靴、1922、ひまわり. 〔ひまわり〕
野口雨情/作詞、本居長世/作曲。
081 →赤とんぼ、1927、合唱団TOKIO. 〔長井道延〕
三木露風/作詞、山田耕筰/作曲。
082 →牧場の朝、1932、NHK東京放送児童合唱団. 〔童謡・唱歌〕
杉村楚人冠/作詞、船橋栄吉/作曲。
083 →この土、1959、三浦洸一.〔rocky8 懐メロチャンネル〕
丸野セキ/歌詞、團伊玖磨/作曲。
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