Bernice Glatzer Rosenthal, New Myth, New World -From Nietzsche to Stalinism(The Pennsylvania State Univ. Press, 2002). 単著、総計約460頁。
=B. G. ローゼンタール, 新しい神話・新しい世界—ニーチェからスターリン主義へ。
この著は、No.2436に記載したように、つぎのような内容構成(目次)を持つ。
目次掲載内容以外に、中身の本文を見て、一部についてだけ、さらに細分化して「節」にあたるものも記した。
邦訳書はない。
◎を付した箇所だけが、すでにこの欄に「試訳」を掲載したものだ。No.2454・2470・2472・2475・2476・2478・2480(2021年12月〜2022年1月)。赤文字部分は、次回以降に試訳予定。
著者の認識・主張の根幹は、<ボルシェヴィズムとはマルクス主義とニーチェを融合したものだ>、にあるだろう。
——
緒言 *p.1〜.
第一節・ニーチェの課題。
1/新しい神話。
2/新しい世界。
3/新しい男(と女)。
4/新しい道徳性。
5/新しい政治。
6/新しい科学。
第二節・ニーチェの主張にある文化特有の要素。
第三節・この書の予定。
第一編/萌芽期・ニーチェのロシア化—1890-1917。*p.27〜.
序。
第1章・象徴主義者。
第2章・哲学者。
第3章・ニーチェ的マルクス主義者。
序。*p.68〜.
第一節・ボグダノフの「マッハ主義」認識論。
第二節・新しい道徳。
第三節・マルクス主義の神話創造者と1905年革命。
第四節・ボグダノフの文化革命への綱領。
第4章・未来主義者。
◎要約。
第二編/ボルシェヴィキ革命と内戦におけるニーチェ—1917-1921。 *p.117〜.
序
第5章・現在の黙示録—マルクス・エンゲルス・ニーチェのボルシェヴィキへの融合。
◎序。
◎第一節・レーニン—正体を隠したニーチェアン?
第二節・ブハーリンのニーチェ的な政治的想像。
第三節・レオン·トロツキーのニーチェ的無意識。
第6章・ボルシェヴィズムを超えて—魂の革命の展望
第三編/新経済政策(NEP) の時期でのニーチェ思想—1921-1927。 *p.173〜.
序。
第7章・神話の具体化—新しいカルト・新しい人間・新しい道徳。
序。
第一節・レーニン個人崇拝。
第二節・新しいソヴィエト人間。
第三節・新しいプロレタリア道徳。
第8章・新しい様式・新しい言語・新しい政治。
序。
第一節・アヴァン-ギャルド。
第二節・リアリズムの作家と画家。
第三節・文化革命が前進する。
第四編/ スターリン時代におけるニーチェの反響(Echoes)—1928-1953。 *p.233〜.
第一部/縄を解かれたディオニュソス(Dionysos)、文化革命と第一次五カ年計画—1928-1932。
第9章・「偉大な政治」のスターリン型。
第10章・芸術と科学における文化革命。
第二部/ウソとしての芸術、ニーチェと社会主義リアリズム。
第11章・社会主義リアリズム理論へのニーチェの貢献。
序。
第一回ソヴィエト作家同盟会議でのニーチェ的課題。
1/新しい神話。
2/新しい男(と女)。
3/新しい世界。
第12章・実施される理論。
序。
第一節・文学。
第二節・劇場。
第三節・映画。
第四節・絵画·写真·彫刻。
第三部/勝利したウソ、ニーチェとスターリン主義政治文化。
序。
第13章・スターリン個人崇拝とその補完。
第14章・力への意思(Will to Power)の文化的表現。
エピローグ/脱スターリン化とニーチェの再出現。 *p.423〜.
序。
第一節・消極的表象としてのニーチェ。
第二節・異なるニーチェの発見。
第三節・ニーチェ的課題。
1/新しい神話。
2/新しい芸術様式。
3/新しい世界。
4/新しい道徳。
5/新しい科学。
——
以上。
=B. G. ローゼンタール, 新しい神話・新しい世界—ニーチェからスターリン主義へ。
この著は、No.2436に記載したように、つぎのような内容構成(目次)を持つ。
目次掲載内容以外に、中身の本文を見て、一部についてだけ、さらに細分化して「節」にあたるものも記した。
邦訳書はない。
◎を付した箇所だけが、すでにこの欄に「試訳」を掲載したものだ。No.2454・2470・2472・2475・2476・2478・2480(2021年12月〜2022年1月)。赤文字部分は、次回以降に試訳予定。
著者の認識・主張の根幹は、<ボルシェヴィズムとはマルクス主義とニーチェを融合したものだ>、にあるだろう。
——
緒言 *p.1〜.
第一節・ニーチェの課題。
1/新しい神話。
2/新しい世界。
3/新しい男(と女)。
4/新しい道徳性。
5/新しい政治。
6/新しい科学。
第二節・ニーチェの主張にある文化特有の要素。
第三節・この書の予定。
第一編/萌芽期・ニーチェのロシア化—1890-1917。*p.27〜.
序。
第1章・象徴主義者。
第2章・哲学者。
第3章・ニーチェ的マルクス主義者。
序。*p.68〜.
第一節・ボグダノフの「マッハ主義」認識論。
第二節・新しい道徳。
第三節・マルクス主義の神話創造者と1905年革命。
第四節・ボグダノフの文化革命への綱領。
第4章・未来主義者。
◎要約。
第二編/ボルシェヴィキ革命と内戦におけるニーチェ—1917-1921。 *p.117〜.
序
第5章・現在の黙示録—マルクス・エンゲルス・ニーチェのボルシェヴィキへの融合。
◎序。
◎第一節・レーニン—正体を隠したニーチェアン?
第二節・ブハーリンのニーチェ的な政治的想像。
第三節・レオン·トロツキーのニーチェ的無意識。
第6章・ボルシェヴィズムを超えて—魂の革命の展望
第三編/新経済政策(NEP) の時期でのニーチェ思想—1921-1927。 *p.173〜.
序。
第7章・神話の具体化—新しいカルト・新しい人間・新しい道徳。
序。
第一節・レーニン個人崇拝。
第二節・新しいソヴィエト人間。
第三節・新しいプロレタリア道徳。
第8章・新しい様式・新しい言語・新しい政治。
序。
第一節・アヴァン-ギャルド。
第二節・リアリズムの作家と画家。
第三節・文化革命が前進する。
第四編/ スターリン時代におけるニーチェの反響(Echoes)—1928-1953。 *p.233〜.
第一部/縄を解かれたディオニュソス(Dionysos)、文化革命と第一次五カ年計画—1928-1932。
第9章・「偉大な政治」のスターリン型。
第10章・芸術と科学における文化革命。
第二部/ウソとしての芸術、ニーチェと社会主義リアリズム。
第11章・社会主義リアリズム理論へのニーチェの貢献。
序。
第一回ソヴィエト作家同盟会議でのニーチェ的課題。
1/新しい神話。
2/新しい男(と女)。
3/新しい世界。
第12章・実施される理論。
序。
第一節・文学。
第二節・劇場。
第三節・映画。
第四節・絵画·写真·彫刻。
第三部/勝利したウソ、ニーチェとスターリン主義政治文化。
序。
第13章・スターリン個人崇拝とその補完。
第14章・力への意思(Will to Power)の文化的表現。
エピローグ/脱スターリン化とニーチェの再出現。 *p.423〜.
序。
第一節・消極的表象としてのニーチェ。
第二節・異なるニーチェの発見。
第三節・ニーチェ的課題。
1/新しい神話。
2/新しい芸術様式。
3/新しい世界。
4/新しい道徳。
5/新しい科学。
——
以上。