Orlando Figes, A People's Tragedy -The Russian Revolution 1891-1924(The Bodley Head, London, 100th Anniversary Edition-2017/Jonathan Cape, London, 1996).
=オーランド·ファイジズ・人民の悲劇—ロシア革命(London, 1996/2017)。
この書物は(Richard Pipes の二つの大著より新しく)1996年に原書(英語)が出版された。
しかし、これにも、邦訳書がない。2017年にロシア革命100年記念の新装版が出版されたが、日本の出版業界・関係学者たちは無視した。
目次を見ると、つぎのような構成になっている。試訳してみる。章・節等の言葉は元々はない。第一部(PART ONE)については「節」を省略。
**
第一部/旧体制のロシア。
第一章・専制王朝。
第二章・不安定な支柱。
第三章・聖像とゴキブリ。
第四章・赤いインク。
第二部/権威の危機(1891〜1917)。
第五章・最初の流血。
第一節—愛国者と自由派。
第二節—「ツァーリはいない」。
第三節—路線の分岐。
第六章・最後の希望。
第一節—議会と農民。
第二節—政治家。
第三節—強者への賭け。
第四節—神よ、王よ、祖国よ。
第七章・三つの前線での戦争。
第一節—人に対する鉄。
第二節—狂ったお抱え運転手。
第三節—塹壕からバリケードへ。
第三部/革命のロシア(1917年二月〜1918年三月)。
第八章・栄光の二月。
第一節—路上の権力。
第二節—気乗りしない革命家たち。
第三節—ニコライ・最後の皇帝。
第九章・世界で最も自由な国。
第一節—遠くの自由主義国家。
第二節—期待。
第三節—レーニンの激怒。
第四節—ゴールキの絶望。
第一〇章・臨時政府の苦悩。
第一節—一つの国という幻想。
第二節—赤の暗い側面。
第三節—白馬に乗る男。
第四節—民主主義的社会主義のハムレット。
第一一章・レーニンの革命。
第一節—蜂起の態様。
第二節—スモルニュイの独裁者たち。
第三節—強奪者から強奪する。
第四節—一国社会主義。
第四部/内戦とソヴェト・システムの形成(1918〜1924)。
第一二章・旧世界の最後の夢。
第一節—草原の上のサンクト・ペテルブルク。
第二節—憲制会議という亡霊。
第一三章・戦争に向かう革命。
第一節—革命の軍事化。
第二節—「富農」: 販売人と煙草ライター。
第三節—血の色。
第一四章・勝利する新体制。
第一節—三つの決定的戦い。
第二節—同志たちと人民委員たち。
第三節—社会主義の祖国。
第一五章・勝利の中の敗北。
第一節—共産主義への近道。
第二節—人間の精神の操縦者。
第三節—退却するボルシェヴィキ。
第一六章・死と離別。
第一節—革命の孤児。
第二節—征服されていない国。
第三節—レーニンの最後の闘い。
**
以上
=オーランド·ファイジズ・人民の悲劇—ロシア革命(London, 1996/2017)。
この書物は(Richard Pipes の二つの大著より新しく)1996年に原書(英語)が出版された。
しかし、これにも、邦訳書がない。2017年にロシア革命100年記念の新装版が出版されたが、日本の出版業界・関係学者たちは無視した。
目次を見ると、つぎのような構成になっている。試訳してみる。章・節等の言葉は元々はない。第一部(PART ONE)については「節」を省略。
**
第一部/旧体制のロシア。
第一章・専制王朝。
第二章・不安定な支柱。
第三章・聖像とゴキブリ。
第四章・赤いインク。
第二部/権威の危機(1891〜1917)。
第五章・最初の流血。
第一節—愛国者と自由派。
第二節—「ツァーリはいない」。
第三節—路線の分岐。
第六章・最後の希望。
第一節—議会と農民。
第二節—政治家。
第三節—強者への賭け。
第四節—神よ、王よ、祖国よ。
第七章・三つの前線での戦争。
第一節—人に対する鉄。
第二節—狂ったお抱え運転手。
第三節—塹壕からバリケードへ。
第三部/革命のロシア(1917年二月〜1918年三月)。
第八章・栄光の二月。
第一節—路上の権力。
第二節—気乗りしない革命家たち。
第三節—ニコライ・最後の皇帝。
第九章・世界で最も自由な国。
第一節—遠くの自由主義国家。
第二節—期待。
第三節—レーニンの激怒。
第四節—ゴールキの絶望。
第一〇章・臨時政府の苦悩。
第一節—一つの国という幻想。
第二節—赤の暗い側面。
第三節—白馬に乗る男。
第四節—民主主義的社会主義のハムレット。
第一一章・レーニンの革命。
第一節—蜂起の態様。
第二節—スモルニュイの独裁者たち。
第三節—強奪者から強奪する。
第四節—一国社会主義。
第四部/内戦とソヴェト・システムの形成(1918〜1924)。
第一二章・旧世界の最後の夢。
第一節—草原の上のサンクト・ペテルブルク。
第二節—憲制会議という亡霊。
第一三章・戦争に向かう革命。
第一節—革命の軍事化。
第二節—「富農」: 販売人と煙草ライター。
第三節—血の色。
第一四章・勝利する新体制。
第一節—三つの決定的戦い。
第二節—同志たちと人民委員たち。
第三節—社会主義の祖国。
第一五章・勝利の中の敗北。
第一節—共産主義への近道。
第二節—人間の精神の操縦者。
第三節—退却するボルシェヴィキ。
第一六章・死と離別。
第一節—革命の孤児。
第二節—征服されていない国。
第三節—レーニンの最後の闘い。
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以上