既述のように、①Richard Pipes, The Russian Revolution (1990) <原著・大判でほぼ1000頁>とは別の、リチャード・パイプスの著に、② Richard Pipes, Russia under Bolshevik Regime (1994)<原著・大判で約600頁>がある。これら二つを併せて、「一般読者むけ」に「内容を調整し」「注を省き簡略に」一冊にまとめたものに、③Richard Pipes, A Concice History of the Russian Revolution (1995) <原著・中判で約450頁>がある。そして、この最後の③には、R・パイプス〔西山克典訳〕・ロシア革命史(成文社、2000)という邦訳書<約450頁>がある。
上の①の構成・目次とそこに掲げられている年表はすでに紹介し、第9章にかぎって試訳を行った。上の②の、Richard Pipes, Russia under Bolshevik Regime (1995)〔パイプス・ボルシェヴィキ体制下のロシア〕の目次・構成は、つぎのように成っている。章番号については「章」という語はなく数字だけだが、「章」を加えた。
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リチャード・パイプス・ボルシェヴィキ体制下のロシア(1994)
第1章/内戦-最初の戦闘(1918)
第2章/内戦-頂点(1919-20)
第3章/赤色帝国
第4章/革命の輸出
第5章/共産主義、ファシズムおよび国家社会主義
第6章/プロパガンダとしての文化
第7章/宗教に対する攻撃
第8章/ネップ・偽りのテルミドール
第9章/新体制の危機
〔数字なし〕/ロシア革命に関する省察
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以上のうち、第5章/共産主義、ファシズムおよび国家社会主義は、目次上では数字番号と「節」にあたる文字はないままに、つぎの節に分かたれている。但し、本文には見出し文章はなく、各節の間の区別は、一行の空白を挿入することによってなされている。
National Socialism は、「国民社会主義」が定訳なのかもしれないが、「国家社会主義」と訳しておいた。
第5章・共産主義、ファシズムおよび国家社会主義。
第1節・「全体主義」の観念。
第2節・「レーニン主義者」を源とするムッソリーニ。
第3節・ナツィの反ユダヤ主義。
第4節・ヒトラーと社会主義。
第5節・全体主義三体制の共通性。
1・支配政党。
2・支配党と国家。
大衆操作とイデオロギーの役割。
3・党と社会。
第6節・全体主義諸体制の差違。
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以上。[注記、翌3/29に第5章内の節区分けの表示を改めた。]
上の①の構成・目次とそこに掲げられている年表はすでに紹介し、第9章にかぎって試訳を行った。上の②の、Richard Pipes, Russia under Bolshevik Regime (1995)〔パイプス・ボルシェヴィキ体制下のロシア〕の目次・構成は、つぎのように成っている。章番号については「章」という語はなく数字だけだが、「章」を加えた。
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リチャード・パイプス・ボルシェヴィキ体制下のロシア(1994)
第1章/内戦-最初の戦闘(1918)
第2章/内戦-頂点(1919-20)
第3章/赤色帝国
第4章/革命の輸出
第5章/共産主義、ファシズムおよび国家社会主義
第6章/プロパガンダとしての文化
第7章/宗教に対する攻撃
第8章/ネップ・偽りのテルミドール
第9章/新体制の危機
〔数字なし〕/ロシア革命に関する省察
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以上のうち、第5章/共産主義、ファシズムおよび国家社会主義は、目次上では数字番号と「節」にあたる文字はないままに、つぎの節に分かたれている。但し、本文には見出し文章はなく、各節の間の区別は、一行の空白を挿入することによってなされている。
National Socialism は、「国民社会主義」が定訳なのかもしれないが、「国家社会主義」と訳しておいた。
第5章・共産主義、ファシズムおよび国家社会主義。
第1節・「全体主義」の観念。
第2節・「レーニン主義者」を源とするムッソリーニ。
第3節・ナツィの反ユダヤ主義。
第4節・ヒトラーと社会主義。
第5節・全体主義三体制の共通性。
1・支配政党。
2・支配党と国家。
大衆操作とイデオロギーの役割。
3・党と社会。
第6節・全体主義諸体制の差違。
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以上。[注記、翌3/29に第5章内の節区分けの表示を改めた。]