朝日新聞発行の、薬師寺某が編集長の雑誌、アエラの最新号(4/30+5/07号)は、天皇や皇室を利用して「護憲」を主張しているようだ(朝日新聞社発行のものは古書以外では購入せず、手元になく確認できないため、以下、やや曖昧になる)。
 平和を願い、憲法に従うとする天皇、皇后両陛下のお詠みになった詞を上部に10ほども大きく紹介している。そして誰にだったか、両陛下のお気持ちに一番近いのは大江健三郎氏でないかとの狂ったコメントをさせている。
 ギリギリ極端にはならないように工夫されていて、イラク派遣の自衛隊員を励まされたとかも紹介しているが、文章全体の印象は、大きく両陛下のお詠みになった詞が印刷されていることもあり、<天皇陛下も護憲=憲法改正反対>というニュアンスのものになっている。
 朝日新聞は本紙でできないことを、薬師寺某らの「アエラ」にやらせているのだろう。明瞭に「行き過ぎ」にならないように抑えてはいるが、<天皇・皇室の「政治」的利用>に他ならない。そうでないと、この記事の趣旨・主眼は何か、ということになる。
 朝日新聞は、いよいよゲリラ戦法に出てきたか、という思いがする。
 朝日新聞は、まさに「政治運動団体」だ。